子どもが生まれたら準備したいもの5選
出産前後に必要なものを家族で準備しよう
赤ちゃんを迎えることが決まると、ベビー服、おむつ、寝具、授乳用品など、さまざまなものを準備する必要があります。
初めて出産を迎える場合は、何をどのくらい揃えればよいか分からず、不安を感じることもあるでしょう。
出産準備では、必要になりそうなものを最初からすべて購入するのではなく、入院中や退院直後から使うものを優先して準備することが大切です。
赤ちゃんの大きさ、授乳方法、季節、住まいの広さなどによって、必要な種類や数量は変わります。
家族や知人から借りられるもの、レンタルできるもの、出産後に買い足せるものも確認し、無理のない範囲で準備しましょう。
子どもの成長記録も残しませんか?
赤ちゃんの表情や初めてできたことなど、子どもの成長は短い期間で大きく変化します。
写真や動画を撮るだけでなく、将来も見返せる形で整理しておくことが大切です。
出産準備は何から始める?
出産準備では、まず出産する医療機関から受け取った案内を確認しましょう。
入院時に必要なものや、医療機関が用意してくれるものは、それぞれ異なります。
自分で準備するものを確認せずに購入すると、同じものが重複したり、使わないものが増えたりする可能性があります。
準備するものは、主に次のように分けると整理しやすくなります。
- 出産のための入院で使うもの
- 赤ちゃんが着るもの
- おむつ替えや授乳に使うもの
- 赤ちゃんが眠る場所に必要なもの
- 沐浴やお手入れに使うもの
- 退院や通院、外出に使うもの
- 出生後の手続きに必要な書類
一覧を作ったら、「出産前に必要」「退院直後に必要」「出産後でも間に合う」の3つに分けましょう。
赤ちゃん用品は使用できる期間が短いものも多いため、購入だけでなく、レンタルやお下がりも選択肢になります。
子どもが生まれたら準備したいもの5選
赤ちゃんとの生活を始めるために、優先して準備したいものを5つ紹介します。
1.ベビー服と肌着
赤ちゃんは汗をかいたり、ミルクを吐き戻したりして、服を着替えることがあります。
退院後すぐに使えるように、季節に合った肌着やベビー服を準備しましょう。
主に使用するものには、次のようなものがあります。
- 短肌着や長肌着
- コンビ肌着
- ツーウェイオールやカバーオール
- おくるみ
- ガーゼ
- 防寒用の上着や帽子
赤ちゃんの大きさや成長の早さには個人差があります。
同じサイズを大量に購入すると、着られる期間が短くなる場合があるため、最初は最低限の枚数にして、必要に応じて買い足しましょう。
肌に触れる衣類は、使用前に洗濯し、洗剤が残らないように十分すすいでおくと安心です。
季節によって必要な厚さや重ね方が変わるため、出産予定時期の気温も考えて準備してください。
2.おむつ替え用品
赤ちゃんとの生活では、おむつとおしりを清潔にする用品を毎日使用します。
退院した日から使えるように、すぐ取り出せる場所へまとめておきましょう。
主に準備したいものは次のとおりです。
- 新生児用のおむつ
- おしり拭き
- おむつ替えシート
- 使用済みおむつを入れる袋
- ふた付きのごみ箱
- 着替え
- 手を清潔にする用品
おむつは赤ちゃんの体格や肌との相性によって、合う商品が異なります。
最初から同じ商品を大量に購入せず、赤ちゃんの様子を確認しながら買い足す方法がおすすめです。
おむつ替え用品を一つのかごやワゴンへまとめると、寝室やリビングなどへ移動しやすくなります。
赤ちゃんを台やベッドの上へ寝かせておむつを替える場合は、短時間でも目を離さないようにしましょう。
3.授乳に必要なもの
授乳方法によって、必要な用品は異なります。
母乳、育児用ミルク、両方を組み合わせる方法など、出産後の体調や赤ちゃんの様子に合わせて決めていきます。
授乳に関係する主な用品は次のとおりです。
- 哺乳びん
- 哺乳びん用の乳首
- 哺乳びんを洗うブラシ
- 消毒に使う用品
- 授乳クッション
- ガーゼやタオル
- 母乳パッド
- 授乳しやすい衣類
哺乳びんや乳首は、赤ちゃんによって好みや飲みやすさが異なる場合があります。
出産前に多くの種類を揃えるのではなく、最初は必要最低限にして、医療機関の助産師などへ相談しながら追加しましょう。
育児用ミルクの量や授乳間隔は、赤ちゃんの成長や体調によって異なります。
自己判断だけで調整せず、医師や助産師、保健師などの案内に従ってください。
4.赤ちゃんが安全に眠るための寝具
退院後、赤ちゃんがどこで眠るのかを出産前に決めておきましょう。
ベビーベッド、ベビー布団など、住まいの広さや家族の寝室に合わせて選びます。
主に確認したいものは次のとおりです。
- 赤ちゃん用の寝床
- 敷布団やマットレス
- シーツ
- 防水シーツ
- 季節に合った掛けもの
- 洗い替え用の寝具
赤ちゃんの寝床には、顔を覆う可能性のある柔らかいクッションや厚い寝具、ぬいぐるみなどを置きすぎないようにしましょう。
ベビーベッドを使用する場合は、対象年齢、使用方法、柵の固定などを説明書で確認してください。
寝具を大人と共用するかどうかを含め、安全な寝かせ方については、出産する医療機関や専門家の案内を確認しましょう。
5.沐浴・衛生・お手入れ用品
赤ちゃんの体を清潔に保つために、沐浴や日常のお手入れに使うものを準備します。
主な用品は次のとおりです。
- ベビーバスや沐浴用の容器
- ベビー用のせっけんや洗浄料
- ガーゼ
- バスタオル
- ベビー用綿棒
- 爪切りや爪やすり
- 体温計
- 保湿に使う用品
ベビーバスは使用期間が限られるため、折りたたみ式や空気を入れるタイプ、レンタルなども検討できます。
赤ちゃんの肌は一人ひとり異なるため、せっけんや保湿用品を大量に買い置きせず、肌の状態を確認しながら使用しましょう。
湿疹、発熱、元気がないなど気になる症状がある場合は、自己判断せず医療機関へ相談してください。
出産の入院前に準備したいもの
出産予定日が近づく前に、入院に必要なものをバッグへまとめておきましょう。
必要なものは医療機関によって異なるため、受け取った案内を優先してください。
一般的に確認したいものには、次のようなものがあります。
- 母子健康手帳
- 診察券
- 本人確認書類
- 医療機関から指定された書類
- 入院中の衣類
- 洗面用品
- タオル
- スマートフォンと充電器
- 退院時に赤ちゃんが着る服
- 退院時に使用するおくるみ
陣痛や破水などで急に受診する可能性も考え、本人以外の家族にもバッグの置き場所を伝えておきましょう。
医療機関までの移動方法、夜間や休日の連絡先、上の子やペットの預け先なども事前に確認すると安心です。
退院時や外出に必要なもの
退院時に自動車を利用する場合は、乳幼児に対応したチャイルドシートの準備が必要です。
出産後に急いで用意するのではなく、取り付け方法を出産前に確認しておきましょう。
外出に関係する主な用品には、次のようなものがあります。
- チャイルドシート
- 抱っこひも
- ベビーカー
- 外出用のおむつ替え用品
- 着替え
- 授乳に必要なもの
- 母子健康手帳を入れるケース
抱っこひもやベビーカーは、対象月齢や赤ちゃんの体重によって使用開始時期が異なります。
出産前に購入する場合は、説明書や対象条件を確認してください。
ベビーカーは、実際の生活環境や移動方法を確認してから購入しても間に合う場合があります。
赤ちゃんを迎える部屋を整えよう
赤ちゃん用品を揃えるだけでなく、安全に過ごせる場所を作ることも大切です。
退院後すぐに使う場所を中心に、次の項目を確認しましょう。
- 赤ちゃんが眠る場所
- おむつを替える場所
- 授乳する場所
- 衣類やおむつを収納する場所
- 室温や湿度を確認するもの
- 夜間に使用する照明
赤ちゃん用品は、育児を行う人が無理な姿勢にならず、すぐ手に取れる場所へ置きましょう。
一方で、誤飲やけがにつながる小さなもの、薬、刃物、コード類などは、赤ちゃんの手が届かない場所で管理します。
新生児のうちは動く範囲が限られていても、成長すると短期間で寝返りや移動を始めることがあります。
成長に合わせて、家具の固定やコンセント周辺など、室内の安全対策も見直しましょう。
出産後の生活に備えて家事を減らそう
出産後は、授乳やおむつ替えなどで生活時間が大きく変わります。
出産した方の体を休めることも必要なため、家事をこれまでどおり行う前提にしないことが大切です。
出産前に、次のような準備を検討しましょう。
- 冷凍できる食事を準備する
- 宅配やネットスーパーを登録する
- 日用品を不足しない範囲で用意する
- 家族の家事分担を決める
- 掃除や洗濯の頻度を見直す
- 家事代行や産後支援を調べる
- 頼れる家族や友人へ相談する
赤ちゃんのお世話を一人だけが抱え込まないように、授乳以外のおむつ替え、洗濯、食事、買い物などを家族で分担しましょう。
自治体によっては、産後ケアや家事・育児支援などを利用できる場合があります。
利用条件や申込時期を、妊娠中に自治体の窓口や保健師へ確認しておくと安心です。
出産前に家族で話し合いたいこと
用品の準備だけでなく、出産後の生活について家族で話し合っておきましょう。
主に確認したいことは次のとおりです。
- 出産時の連絡方法
- 入院中の家事や上の子のお世話
- 退院後の育児と家事の分担
- 夜間のお世話
- 来客や面会の考え方
- 里帰りをするかどうか
- 仕事へ復帰する時期
- 保育施設の利用
- 育児にかかる費用
出産後は体調や赤ちゃんの様子によって、予定どおりに進まないことがあります。
一度決めた分担にこだわらず、その日の体調や睡眠状況に合わせて調整しましょう。
家族だけで解決しようとせず、必要に応じて医療機関や自治体の相談窓口を利用することも大切です。
出産後に必要な手続きを確認しよう
赤ちゃんが生まれた後は、出生届をはじめ、さまざまな手続きが必要になります。
出産後に一から調べると負担になるため、提出先、必要書類、手続きを行う人を事前に決めておきましょう。
主に確認したい手続きには次のようなものがあります。
- 出生届
- 児童手当の申請
- 健康保険への加入
- 子どもの医療費助成
- 勤務先への届け出
- 出産育児一時金などの確認
- 乳幼児健診や予防接種の案内確認
出生届は、原則として生まれた日を含めて14日以内に提出します。
児童手当や医療費助成などは、出生届を出しただけで自動的にすべての手続きが完了するとは限りません。
里帰り出産で住所地とは異なる市区町村へ出生届を提出する場合も、住所地で別の申請が必要になることがあります。
制度、申請期限、必要書類は自治体や勤務先によって異なるため、出産前に確認してください。
書類を一つにまとめる
母子健康手帳、医療機関から受け取った書類、勤務先の申請書などを一つのケースへまとめると管理しやすくなります。
提出期限、提出先、申請者を一覧にし、完了した手続きへ印を付けましょう。
出産後の費用に備えよう
出産準備では、ベビー用品の購入費だけでなく、出産後の生活費も考えておく必要があります。
主な費用には次のようなものがあります。
- おむつやおしり拭き
- 衣類や寝具
- 授乳用品
- 医療機関への移動費
- 赤ちゃん用品の買い足し
- 家事や育児支援の利用料
- 保育に関する費用
赤ちゃん用品をすべて新品で揃えると、費用が大きくなることがあります。
使用期間が短いベビーベッド、ベビーバス、ベビースケールなどは、レンタルやお下がりを検討してもよいでしょう。
ただし、安全性に関わる用品は、破損や部品の不足、使用期限、現在の安全基準などを確認してください。
子どもの成長記録を残す準備をしよう
赤ちゃんの表情や声、家族との時間は、短い期間で変化していきます。
写真だけでなく、動画や音声も残しておくと、成長後に当時の様子を振り返りやすくなります。
記録を残すときは、次のような場面を意識してみましょう。
- 退院した日
- 初めて自宅で過ごした様子
- 家族に抱かれている姿
- 声や泣き方
- 初めて笑った日
- 寝返りやハイハイ
- 誕生日や季節の行事
スマートフォンだけに保存すると、故障や機種変更、容量不足によってデータを失う可能性があります。
クラウドサービス、パソコン、外付けストレージなど、複数の場所へ保存すると安心です。
祖父母など家族と共有する場合は、公開範囲や保存期間も確認しましょう。
赤ちゃん用品を購入する前に確認したいこと
赤ちゃん用品は種類が多く、便利そうに見えるものをすべて購入すると、収納場所や費用の負担が大きくなります。
購入前に次の項目を確認しましょう。
- いつからいつまで使用できるか
- 赤ちゃんの月齢や体重に合っているか
- 住まいに設置できるか
- 収納場所があるか
- 洗濯や手入れがしやすいか
- レンタルやお下がりを利用できないか
- 出産後に購入しても間に合うか
口コミだけで決めない
ほかの家庭で便利だったものが、自分の住まいや育児方法にも合うとは限りません。
使用する場所、家族構成、移動方法などを考え、自分たちに必要かどうかを判断しましょう。
安全性と使用方法を確認する
チャイルドシート、ベビーベッド、抱っこひもなどは、対象となる月齢や体重、取り付け方法を確認してください。
中古品やお下がりを使用する場合は、破損、部品不足、製品の使用状況なども確認しましょう。
出産準備はいつまでに行う?
出産予定日は目安であり、予定より早く入院や出産になる可能性もあります。
体調が安定している時期に、無理のない範囲で少しずつ準備しましょう。
特に、次の項目は早めに確認しておくと安心です。
- 出産する医療機関の連絡先
- 入院時に必要なもの
- 医療機関までの移動方法
- 赤ちゃんの寝床
- 退院時に使うチャイルドシート
- 家族の育児・家事分担
- 出産後の手続き
妊娠中の体調には個人差があります。
重い家具を動かしたり、大量の買い物を一人で行ったりせず、家族や配送サービスを利用しましょう。
体調に不安がある場合は、準備よりも休息を優先し、医師や助産師へ相談してください。
よくある質問
出産準備は何から始めればよいですか?
まず、出産する医療機関の案内を確認し、入院中に必要なものと医療機関が用意するものを整理しましょう。
その後、退院直後から使う衣類、おむつ、寝具などを優先して準備します。
新生児用のおむつはどのくらい用意すればよいですか?
赤ちゃんの体格や肌との相性によって、合うおむつやサイズは異なります。
最初から大量に購入せず、退院後に使用する分を準備し、様子を見ながら買い足しましょう。
ベビーベッドは必要ですか?
住まいの広さ、家族の寝室、上の子やペットの有無などによって必要性は異なります。
使用期間が限られるため、レンタルも含めて検討しましょう。
ベビーカーは出産前に必要ですか?
退院直後から必ず使用するとは限りません。
生活環境、公共交通機関の利用、保管場所などを確認し、出産後に選ぶこともできます。
出産後にはどのような手続きがありますか?
出生届、児童手当、健康保険、子どもの医療費助成などの手続きがあります。
申請期限や必要書類は自治体や勤務先によって異なるため、出産前に確認しましょう。
里帰り出産の場合、児童手当はどこで申請しますか?
里帰り先で出生届を提出しても、児童手当は原則として住所地の市区町村へ申請します。
期限や申請方法を、出産前に住所地の市区町村へ確認しておくと安心です。
赤ちゃん用品はすべて新品で揃えるべきですか?
すべてを新品で揃える必要はありません。
レンタルやお下がりも利用できますが、安全性に関わる用品は、破損や部品不足、使用方法などを十分に確認してください。
「出産の準備で何を揃えればよいか分からない」
「赤ちゃん用品を買いすぎてしまいそう」
という場合は、衣類、おむつ、授乳用品、寝具、沐浴用品の5つに分けて考えましょう。
入院時と退院直後に必要なものを優先し、赤ちゃんの成長や生活の状況を確認しながら買い足すことが大切です。
用品の準備だけでなく、出産後の家事分担や手続きについても、家族で確認しておきましょう。
まとめ
子どもが生まれる前には、ベビー服、おむつ替え用品、授乳用品、寝具、沐浴用品などを準備しましょう。
すべてを大量に購入せず、退院直後から必要なものを優先し、赤ちゃんの大きさや生活状況に合わせて買い足すことが大切です。
また、赤ちゃん用品だけでなく、入院の準備、家事や育児の分担、出産後の手続きも確認する必要があります。
出生届や児童手当、健康保険などは、期限や提出先が異なるため、出産前に一覧を作っておくと安心です。
出産後は予定どおりに生活できないこともあります。家族や自治体の支援を活用し、出産した方と赤ちゃんの体調を優先しましょう。
赤ちゃんとの日々が始まったら、写真や動画も整理し、家族の大切な成長記録を未来へ残してください。
子どもの成長記録を未来へ残しませんか?
子どもの成長を撮影した動画は、家族にとって大切な記録です。
昔のビデオテープが残っている場合は、再生機器やテープが劣化する前に、デジタル化を検討しましょう。