名字が変わったらやること5選


名字が変わったら登録情報を順番に変更しよう

結婚や離婚などによって名字が変わると、本人確認書類、勤務先、銀行口座、クレジットカードなど、さまざまな氏名変更手続きが必要になります。

変更先が多いため、何から始めればよいか分からず、手続きが後回しになることも少なくありません。

名字変更の手続きは、本人確認書類を先に変更すると、その後の銀行やクレジットカードなどの手続きを進めやすくなります。

また、名字と同時に住所も変わる場合は、氏名変更と住所変更を一緒に行えるか確認すると効率的です。

利用しているサービスを一覧にし、期限があるものや生活への影響が大きいものから順番に進めましょう。

結婚後に見直すものも確認しませんか?

名字が変わった場合は、本人確認書類や銀行口座だけでなく、勤務先、保険、家計の管理方法なども確認が必要です。

結婚後の暮らしに関する見直しをまとめて確認したい方は、関連記事もご覧ください。

結婚したら見直したいもの5選はこちら


名字変更の手続きが必要になる主な場面

名字変更の手続きは、主に戸籍上の氏名が変わったときに必要になります。

代表的な場面には、次のようなものがあります。

  • 結婚によって姓が変わった
  • 離婚によって婚姻前の姓へ戻った
  • 養子縁組や離縁によって姓が変わった
  • 家庭裁判所の許可などにより氏が変わった

名字が変わっても、役所へ届け出ればすべての登録情報が自動的に変更されるわけではありません。

銀行、クレジットカード会社、勤務先、保険会社などには、それぞれ変更を届け出る必要があります。

一方で、利用していないサービスや、名字が登録されていない契約では、手続きが不要な場合もあります。

まずは自分が利用しているものを確認し、手続き先を整理しましょう。


名字が変わったらやること5選

名字変更の手続きを進めるときに、優先して確認したい5つの項目を紹介します。

1.マイナンバーカードの氏名を変更する

マイナンバーカードを持っている場合は、名字が変わった後にカードの記載内容を変更します。

マイナンバーカードの記載内容に変更があったときは、市区町村の窓口で手続きを行います。

一般的に確認したいものは次のとおりです。

  • 現在のマイナンバーカード
  • カードの暗証番号
  • 自治体から指定された書類
  • 代理人が手続きする場合の委任状など

名字と住所が同時に変わる場合は、氏名と住所の変更をまとめて行えることがあります。

カードに搭載されている署名用電子証明書は、氏名や住所などが変わると失効するため、必要に応じて再発行の手続きを行います。

オンライン申請や電子契約などで電子証明書を使用する予定がある場合は、更新状況も確認しましょう。

必要書類や受付場所は自治体によって異なるため、住民登録地の市区町村へ確認してください。

2.運転免許証やパスポートを変更する

運転免許証やパスポートを持っている場合は、新しい名字に合わせた手続きが必要です。

運転免許証

運転免許証の氏名や住所などに変更が生じた場合は、住所地を管轄する警察署や運転免許センターなどで記載事項変更の手続きを行います。

本籍または氏名が変わった場合は、本籍が記載された住民票の写しなどを求められることがあります。

受付場所や必要書類は都道府県警察によって異なる場合があるため、事前に確認しましょう。

パスポート

有効なパスポートを持っていて、戸籍上の姓が変わった場合は、新しい氏名が記載されたパスポートの申請が必要です。

主な方法には、通常の有効期間を持つ新しいパスポートを申請する方法と、現在のパスポートと同じ有効期限の残存有効期間同一旅券を申請する方法があります。

航空券の氏名とパスポートの氏名が異なると、搭乗できない可能性があります。

名字変更後に海外旅行を予定している場合は、航空券の予約名義とパスポートの申請時期を早めに確認しましょう。

3.勤務先と公的な登録情報を変更する

会社員や公務員などとして働いている場合は、勤務先へ名字変更を届け出ます。

勤務先では、給与、社会保険、税金、社内システムなど、複数の登録情報が変更されることがあります。

主に確認したい項目は次のとおりです。

  • 社員証や名札
  • 社内メールアドレス
  • 給与振込口座
  • 健康保険の登録情報
  • 厚生年金に関する情報
  • 扶養や家族情報
  • 緊急連絡先
  • 資格や社内登録

健康保険や年金に関する手続きは、勤務先や加入状況によって異なります。

マイナンバーと基礎年金番号が結び付いている場合など、本人による手続きが不要となることもあります。

必要な書類と提出期限を、人事・総務担当者へ確認しましょう。

仕事上で旧姓を使用したい場合は、旧姓使用が可能か、どの書類で新姓を使う必要があるかも確認してください。

4.銀行口座と銀行印を見直す

名字が変わったら、利用している銀行口座の名義変更を行います。

給与振込、公共料金、クレジットカードの引き落としなどに使用している口座は、生活への影響が大きいため早めに確認しましょう。

銀行口座について確認したいものは次のとおりです。

  • 口座名義
  • 登録住所
  • 電話番号
  • キャッシュカード
  • 通帳
  • インターネットバンキング
  • 届け出ている銀行印

名字が彫られた印鑑を銀行印として届け出ている場合は、新しい名字の印鑑へ変更することがあります。

名のみを彫った印鑑などを使用している場合でも、口座名義の変更時に届け出内容の確認が必要です。

必要な本人確認書類や手続き方法は金融機関によって異なります。

複数の銀行口座を持っている場合は、口座名義と変更状況を一覧にして管理しましょう。

5.クレジットカードや各種契約を変更する

クレジットカード、保険、携帯電話など、民間サービスへ登録している氏名も変更します。

主な変更先には次のようなものがあります。

  • クレジットカード
  • 生命保険や医療保険
  • 自動車保険
  • 携帯電話
  • インターネット回線
  • 電気・ガス・水道
  • 証券口座
  • 通販サイト
  • 定期購入サービス
  • 動画や音楽などの定額制サービス
  • 航空会社や旅行サービス
  • ポイントカード

クレジットカードの名義変更に伴い、新しいカードが発行される場合があります。

カード番号や有効期限が変わった場合は、公共料金や定額制サービスなどに登録している支払い情報も変更しましょう。

保険では、氏名や住所だけでなく、保険金の受取人や家族情報も確認すると安心です。


名字変更の手続きは何から始める?

名字変更では、新しい氏名を証明できる書類から整えると、その後の手続きを進めやすくなります。

一般的には、次のような順番で確認します。

  1. 戸籍や住民票へ新しい名字が反映されたことを確認する
  2. マイナンバーカードを変更する
  3. 運転免許証などの本人確認書類を変更する
  4. 勤務先へ変更を届け出る
  5. 銀行口座を変更する
  6. クレジットカードや保険などを変更する

ただし、全員が同じ順番で手続きをする必要はありません。

勤務先から先に書類の提出を求められる場合や、海外旅行の予定がありパスポートを優先する場合もあります。

自分の予定と利用しているサービスに合わせて順番を調整しましょう。

新しい氏名が確認できる書類を準備する

名字変更では、手続き先から新しい氏名を確認できる書類の提出を求められることがあります。

例えば、次のような書類です。

  • 新しい氏名が記載されたマイナンバーカード
  • 新しい氏名が記載された運転免許証
  • 住民票
  • 戸籍全部事項証明書などの戸籍証明書
  • 婚姻届受理証明書

どの書類を利用できるかは、手続き先によって異なります。

証明書を取得する前に、必要な種類、記載内容、発行期限を確認しましょう。


名字と住所が同時に変わる場合

結婚などを機に引っ越しも行う場合は、氏名と住所の両方を変更する必要があります。

手続き先によっては、一度に変更できる場合があります。

主に確認したいものは次のとおりです。

  • マイナンバーカード
  • 運転免許証
  • 勤務先
  • 銀行口座
  • クレジットカード
  • 保険
  • 携帯電話
  • 通販サイト
  • 資格や会員登録

氏名だけを先に変更し、後から住所変更をすると、同じ窓口で二度手続きすることになる場合があります。

引っ越し日と婚姻届の提出日が近い場合は、どのタイミングでまとめて変更できるかを確認しましょう。

ただし、住民異動の届け出には期限があるため、まとめることを優先して手続きを遅らせないようにしてください。


旧姓を仕事や日常で使い続ける場合

結婚などで戸籍上の名字が変わっても、勤務先では旧姓を通称として使用できる場合があります。

ただし、公的手続き、給与、社会保険、税金などでは、新しい戸籍上の氏名を使用する必要があることがあります。

旧姓を使用したい場合は、勤務先へ次の点を確認しましょう。

  • 名刺やメールで旧姓を使用できるか
  • 社員証に使用する氏名
  • 給与明細や源泉徴収票の氏名
  • 契約書や申請書に使用する氏名
  • 資格や取引先への登録名

仕事上の名前と公的な氏名が異なる場合は、どちらを使用しているか自分でも整理しておくことが大切です。

本人確認書類へ旧姓を併記する

住民票へ旧姓を記載した後、マイナンバーカードへ旧姓を併記できる制度があります。

パスポートも、一定の条件を満たす場合は旧姓を併記できることがあります。

ただし、旧姓併記があっても、すべての手続き先で旧姓を使用できるとは限りません。

利用目的と提出先の条件を確認しましょう。


名字が変わったら印鑑は作り直す?

名字が変わった場合、使用している印鑑の彫刻内容によっては作り直しが必要です。

実印

実印は、住民登録地の市区町村へ印鑑登録した印鑑です。

旧姓が彫られた実印を登録している場合、氏名変更によって登録が利用できなくなることがあります。

印鑑登録の廃止や再登録が必要か、住民登録地の市区町村へ確認しましょう。

銀行印

銀行印は、金融機関へ届け出ている印鑑です。

名字が彫られた銀行印を使用している場合は、口座名義の変更とあわせて、新しい銀行印へ変更することがあります。

手続き方法は金融機関によって異なるため、現在の届け出内容を確認してください。

認印

日常的な届け出などに使用する認印も、旧姓が彫られている場合は、新しい名字のものを準備すると便利です。

仕事で旧姓を使用し続ける場合は、旧姓の認印と新しい名字の認印を使い分けることもあります。

印鑑を作り直す場合は、実印、銀行印、認印の用途を分けて選びましょう。


銀行口座の名義変更で確認したいこと

銀行口座の名義を変更するときは、口座そのものだけでなく、関連する入出金も確認しましょう。

主な確認項目は次のとおりです。

  • 給与や年金などの振込名義
  • 家賃や公共料金の引き落とし
  • クレジットカードの支払口座
  • 保険料の引き落とし
  • 証券口座との登録名義
  • 口座振替を利用しているサービス

口座名義と振込先に登録された氏名が異なると、振込や引き落としに影響する可能性があります。

勤務先や契約先にも、銀行口座の名義変更を行ったことを伝えましょう。

キャッシュカードや通帳が新しくなる場合は、受け取り方法や旧カードを利用できる期間も確認してください。


クレジットカードの名義変更で確認したいこと

クレジットカードの名字変更では、新しいカードが発行される場合があります。

カード会社によっては、カード番号、有効期限、セキュリティコードなどが変わることがあります。

新しいカードを受け取ったら、次の登録先を確認しましょう。

  • 電気・ガス・水道
  • 携帯電話料金
  • インターネット回線
  • 保険料
  • 通販サイト
  • 定額制サービス
  • 交通系サービス
  • アプリ内の継続課金

支払い情報を更新しないと、料金の引き落としができず、サービスが停止する可能性があります。

旧カードを処分する際は、氏名、カード番号、ICチップ、磁気ストライプなどが分からないように裁断しましょう。


名字変更の手続き漏れを防ぐ方法

氏名変更の手続き先は多いため、一覧表を作って管理すると漏れを防ぎやすくなります。

一覧には、次の項目を入れましょう。

  • 手続き先
  • 変更する内容
  • 必要書類
  • オンライン・郵送・窓口などの手続き方法
  • 申請日
  • 新しいカードや書類の受取日
  • 手続きが完了したか

最初に、自宅へ届く郵便物、スマートフォンのアプリ、メールなどを確認すると、利用しているサービスを思い出しやすくなります。

年に一度しか利用しない保険、資格、会員サービスなども忘れずに確認しましょう。

変更後の表示を確認する

変更を申し込んだ後は、新しい氏名が正しく登録されているか確認しましょう。

郵便物、カード、会員ページ、利用明細などが旧姓のままの場合は、まだ変更が反映されていない可能性があります。

反映まで日数がかかる場合もあるため、申請日と完了予定日を記録しておくと安心です。


名字変更後に必要な印鑑を準備するならマイプリントへ

結婚などで名字が変わった場合は、実印、銀行印、認印の見直しが必要になることがあります。

マイプリントでは、実印、銀行印、認印など、新しい名字で長く使用できる印鑑を取り扱っています。

印鑑商品の特長

  • 実印・銀行印・認印として使用できるサイズを用意
  • チタン・黒水牛・柘などの素材から選べる
  • 印鑑ケース付き
  • 1本セット・2本セットを用意
  • 用途や予算に合わせて選べる

実印として印鑑登録する場合は、住民登録地の市区町村が定めるサイズや彫刻内容をご確認ください。

銀行印として使用する場合は、金融機関の名義変更や届け出方法もあわせて確認しましょう。

印鑑の商品一覧はこちら


よくある質問

名字変更の手続きは何から始めればよいですか?

まず、新しい氏名が反映された公的書類を準備し、マイナンバーカードや運転免許証などの本人確認書類から変更すると進めやすくなります。

その後、勤務先、銀行口座、クレジットカードなどを順番に変更しましょう。

婚姻届を出せば銀行などの名字も変わりますか?

自動的には変更されません。

銀行、クレジットカード会社、勤務先、保険会社などへ、それぞれ氏名変更を届け出る必要があります。

名字変更に期限はありますか?

手続きによって異なります。

マイナンバーカードは記載内容の変更から14日以内の届け出が必要とされ、運転免許証は速やかな変更が求められます。

利用しているサービスごとの期限も確認しましょう。

パスポートは旧姓のまま使えますか?

戸籍上の姓が変わった場合は、新しい姓が記載されたパスポートを申請する必要があります。

海外旅行を予定している場合は、航空券とパスポートの氏名を一致させることが大切です。

仕事では旧姓を使い続けられますか?

勤務先が旧姓使用を認めている場合は、名刺やメールなどで旧姓を使用できることがあります。

ただし、社会保険や税金などでは戸籍上の氏名が必要になる場合があるため、勤務先へ確認しましょう。

名字が変わったら銀行印も変える必要がありますか?

名字が彫られた銀行印を届け出ている場合は、新しい印鑑への変更が必要になることがあります。

金融機関によって手続き方法が異なるため、口座名義の変更とあわせて確認してください。

名字と住所を同時に変更できますか?

同じ手続き先で、氏名と住所をまとめて変更できる場合があります。

結婚と引っ越しの時期が近い場合は、必要な届け出期限を守りながら、まとめて手続きできるか確認しましょう。

「名字変更の手続きが多く、何から始めればよいか分からない」

「銀行やクレジットカードの変更を忘れそう」

という場合は、本人確認書類、勤務先、銀行、カード・保険、各種サービスの5つに分けて整理しましょう。

変更先、必要書類、申請日、完了日を一覧にすると、手続き漏れを防ぎやすくなります。

名字と住所が同時に変わる場合は、まとめて変更できるかも確認しましょう。


まとめ

名字が変わったら、マイナンバーカード、運転免許証、勤務先、銀行口座、クレジットカードなどの氏名変更手続きを行います。

最初に本人確認書類を変更すると、その後の銀行や各種契約の変更を進めやすくなります。

名字と住所が同時に変わる場合は、同じ窓口でまとめて変更できるか確認しましょう。

また、旧姓で作った実印や銀行印、認印を使用している場合は、印鑑の作り直しや登録変更が必要になることがあります。

手続き先は利用しているサービスによって異なるため、一覧を作り、期限や必要書類を確認しながら進めることが大切です。

新しい氏名がカードや会員情報へ正しく反映されたか、変更後の確認も忘れないようにしましょう。

結婚後に見直すものも確認しませんか?

名字変更以外にも、勤務先、保険、家計管理など、結婚後に確認したいことがあります。

必要な手続きをまとめて整理したい方は、関連記事をご覧ください。

結婚したら見直したいもの5選を読む


関連記事

コラムに戻る

コメントを残す